屋外の異物を工場内に持ち込まないために、シューズボックスはすべて二段式にしています。

工場スタッフは、食品の製造現場と同様に、毛髪の落下や異物混入を防ぐために衛生帽とポケットのないユニフォームを着用しています。作業前には５Sチェックを行い、工場内への持ち込み品を厳しく制限しています。使用する文具や備品も厳しく規制しています。

作業前、手指の傷や絆創膏の管理、マスク管理を実施しています。出血が確認された場合は作業を中断し、血痕の付着がないことを確認するまでは作業を再開しません。

工場に入る前に、粘着ローラーで衣服に付着した毛髪や塵などを取り除きます。その後、粘着マットを通り、エアシャワーで塵埃を風速25m/s以上のエアーで吹き飛ばします。

製造機械の危険個所を特定し、注意喚起のポスターを表示しています。作業手順はISOのルールとして定めています。

直接蛇口に手を触れずに手洗いを行い、その後アルコール噴射で手の消毒をします。これにより連動式扉が解除され、入場が可能になります。

工場内に複数台の捕虫器を設置し、業者によるモニタリング報告を毎月受けています。これによって、虫の場内侵入ゼロを目指しています。

【オプトクリンシリーズ】
誘虫力が低下しにくいLED捕虫機です。オンラインタイプも設置しており、虫の捕獲状況をリアルタイムで監視しています。異常が発生した場合も即対応し、被害の拡大を防ぎます。収集したデータは防虫対策の検証に活用しています。

【クリンエコラインGXⅡ】
LEDと吸引に進化した高機能捕虫機です。誘引された虫は強力なファンによって吸い込まれ、捕虫袋に回収されます。吸引ボックス開口部には高感度センサーが付いており、虫が通過すると同時に自動的にカウントされます。

工場の入出荷口は二重シャッター構造となっており、外気と工場内を遮断して虫の侵入を防止します。

生産工場内では木パレットの使用を禁止し、衛生的なプラスチックパレットを運用しています。虫の発生予防やパレット欠けによる異物混入を防止しています。

工場内の気圧を陽圧に調整することで、シャッター開閉時の虫の侵入を防止しています。